CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
RECOMMEND
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
<< 加藤一二三九段引退 | main | リーダーシップを貫けない安倍総理は情けない >>
祝・藤井四段28連勝、まだまだ人類にも伸びしろはある。
0

    JUGEMテーマ:趣味

    JUGEMテーマ:ニュース

     ここのところ毎日のように将棋の話題がテレビに出るのはファンとしては喜ばしい限り、火曜のヒフミン引退につづいて、水曜は注目の14歳藤井聡太四段が30年前の神谷八段の大記録28連勝に並ぶかということで、朝からどのチャンネルでもこのニュースが流れてました。相手の澤田真吾六段は三重県鈴鹿の出身ということで応援している棋士の一人ですが、コメントでは今日私は悪人になります。どうぞ日本中の皆さんは藤井四段を応援してください。とのこと。これはある意味勝利宣言かな?と思って聞いていました。前回藤井君に僥倖と言わしめた20勝目では千日手差し直しの後ぎりぎりまで追い込む155手の死闘を演じて手ごたえはあったのだと思います。

     

     ずばり勝算はと聞かれて、100パーセントと言いたいところですが、まあ50%と自重していましたが、ここで謙遜してどうする。ここは盛り上げるためにもズバリ100%と言ってほしかったですが、彼も平常心で臨みたかったのでしょう。

     

     でこの日は朝から雨で造形大の日なんですが最近は敬老パスの関係でゆとりーとラインを有効活用しています。そのバスの中で携帯中継をチェック。帰りのバスの中でもずっとチェック。途中のサイゼリアでもチェック。夜NIMRAだったのでつなぎで最近ネットでクーポンを手に入れた名駅の自遊空間でVR体験だったのですが、そこでもチェック。

     

     澤田六段が角を打ち込んで攻め立てたあたりではこれはひょっとして?と思ったのですが、これはちょっとそっぽだったようで、藤井君が機敏に反攻に転じてからは早かった。おかげで投了の瞬間は見落としました。

     

     28連勝達成は一斉にニュース速報はでるわ、号外は出るわの大騒ぎ。普段将棋など見向きもしていない人たちも巻き込んだフィーバーになっているようです。

     

     この藤井君の強さの秘密ですが、Yahooではもともとの詰将棋の天才的な読みの力に加えて、序盤中盤をAIを使って徹底的に研究した結果だと分析しています。たしかにあの強さはAIを思わせるものがあります。

     

     もはや人間の棋譜を並べても意味がないと言ってもっぱらAIの評価値を研究に使い始めたのは千田翔太六段が草分け的存在で、彼はその方法を公開しているのですが、藤井君はそういう意味では千田スクールなのかもしれません。その千田六段もNHK杯戦で当たって藤井君に13勝目を献上。これはしっかり見ましたが、意識しすぎてちょっと平常心を欠いたような展開でした。藤井君の恐ろしいところはとても14歳とは思えないその落ち着き。そつのないコメントもたいしたものです。

     

     暗算の名人は頭の中にソロバンを置いて計算すると言いますが、人間の脳は道具をシミュレートするという能力を持っています。プロの将棋指しも頭の中に版と駒を配置してめくら将棋などと言うことができる。一時期将棋界を席巻した羽生さんたちの世代は棋譜のデータベースと言うのが整備されてコンピューターを研究に使うのは当たり前になった最初の世代でした。

     

     そういう意味では藤井君などは頭の中にAIを置いてシミュレートしているのかもしれない。まさしくAIが人間より明らかに強くなった時代の申し子と言えそうです。藤井君フィーバーの陰で佐藤名人の初防衛や、その名人の最後の電王戦対AI戦惨敗もほとんどかすんでしまいました。

     

     ひふみんは藤井君はまだこれから5連勝や10連勝はすると言っているので、いったい藤井君を止めるのはだれだと言われます。次に目指すのは双葉山の69連勝か?

     

     でも案外次に当たるもう一人の10代棋士増田君かもしれない。(元祖藤井システムを考えた藤井猛九段には申し訳ないですが)これから藤井時代がやってくるという予測も出ていますが、藤井世代というような一群の新しい棋士たちが登場する気がします。ちょうど羽生世代のように。その走りが千田さんかもしれない。

     

     AIが人間の仕事を奪うという予測はたくさん出ていますが、人類のほうが逆にAIに教わって進化する伸びしろもあるのではないか。あたらしいAI時代のありようと人間の可能性。そこに藤井君は気づかせてくれた気がします。

     

     

    | ボードゲーム | 23:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
    コメント
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    http://blog.atake-i.com/trackback/1236300
    トラックバック