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天皇陛下生前退位のご希望表明について
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    JUGEMテーマ:ニュース

     週明けいらい最後に残った名城大の成績点け。これは人数も多いし、採点項目も多くて大変です。

     

     でこの日付で昨日ですが、午後三時より天皇陛下が直接国民に向けて生前退位のご希望を述べられるということで、テレビを点けて注目していました。天皇陛下が直接国民に向けて特別に何か述べられるのは、終戦の詔勅以来ではないかと思ったわけですが、それを意識して正午を避け、午後三時という時間設定にされたのかなと思いました。71年前とは通信環境も社会も様変わり。かつてなら正座して聞いたであろうお言葉ですが、ソファに寝転ぶまでも、何かのながらで聞いた国民も多かったのでは。

     

     で、生前退位のご希望はそれまでさんざんいろいろなメディアで伝えられていたのですが、御自ら何を語られるのかというのはやはり興味がわきます。なんて書くとかつてなら不敬罪なんだろうなぁ。

     

     印象としては、ご即位いらい象徴天皇という言葉の意味を相当に自問自答された日々だったのだなあ。ということです。おそらく大多数の国民は陛下はただ存在するだけで価値があると思っていて、そのようにお伝えする侍従も見えるのではないかと思うのですが、それでは納得なされないようです。象徴天皇としてのご公務を果たせなくなった時が退位の時、と言うお考えが明確に伝えられました。

     

     皇太子殿下を摂政として公務を任せ、あとは悠々自適で気の向かれたときに外国の賓客をお迎えするくらいで良いかと思うのですが、そもそも摂政を置く理由に高齢という文言は無いのだそうです。

     

     wikipediaによれば実は歴代の天皇の半数近くが生前退位されており、背景としては平安時代以降天皇の死はあってはならぬこととされたからで、後一条天皇などはわざわざ亡くなった日付を操作してまで無理やり譲位したそうです。

     

     明治になって伊藤博文が天皇は亡くなるまで天皇で、譲位は一切認めないことにしたそうで、その理由としてもともと持統天皇がリリーフで皇位につき生前退位して孫の文武天皇に皇位継承させようとしたのが太政天皇(上皇)の始まりで、なにかと政争の元になるということでそれ以前の姿に戻したようです。

     

     そのさい厳密に皇位継承順位を決めたのですが、もともと持統以前の皇位は豪族諸侯の合議によって、能力的にふさわしいものが天皇の位に着いたので、能力とは無関係に自動的に皇位継承者を決めたことは、すでに天皇の統治とは名ばかりの議会制民主主義と並立できる象徴天皇の始まりとも言えそうです。

     

     象徴天皇は完全に政治とは一線を画するわけですから、歴史のように無理やり譲位を迫って都合のよい人物を天皇に据えて権力を意のままにするなどということは起こりえないわけで、それを理由に退位をみとめないというのはおかしな理屈だと思います。

     

     現在の安倍政権はなるべくご意向に沿うように一代限りではない皇室典範の改正を目指すようですが、あまりに早いと天皇が政治を動かしたことになっても憲法に反するというわけで、禅問答のようになっているうちに時期を失してしまわないか心配です。

     

     浩宮さまが皇位につかれると皇太子が不在になるという問題もあるようですが、皇太子が別に不在でも良いのではないかと思います。皇位継承順位についても必ずしも厳守すべきルールでは無いようで、国民が歓迎する方向で決めるのが民主主義だと思いますが・・・・。

     

    | ルールについて考える | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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