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ピカソ展に行きました。
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    JUGEMテーマ:アート・デザイン

     でこの日付で昨日ですが、いよいよピカソ展に着いたときは16時半くらい。

     写真は撮れないのですが、土曜ということでたくさんの入場者でにぎわっています。今回のピカソ展はキュビズムで有名になる以前の作品が充実しているということで、早熟の天才時代の作品がたくさん見られました。13歳の時に妹が亡くなったということで、最初の大作「科学と慈愛」が生まれたそうで、その習作がありましたが、大作のほうを見てみたいものだと思いました。

     やはり親友の死に始まる青の時代は有名ですが、そのあとにばら色の時代があるのは知りませんでした。チケットやポスターになっている扇子を持つ女はこのあたりの作品なんですね。

     アフリカの土着彫刻美術に影響を受けたあたりから、次第にキュビズムになっていくわけですが、そのあたりの変遷期の作品も大変興味深いもので、見ごたえがありました。

     ただピカソというと、やはりゲルニカとか、泣く女といったあたりが有名で、このあたりの代表作は借りるのに多分とんでもない値段なんでしょうが、知っている絵が一点もないのは少し寂しい気がします。

     改めてwikipediaで見てみるととんでもない人ですね。いろいろ作風が変わったことで有名ですが、一本筋が通っているとすれば、線の太さ、骨太さだという印象を受けました。

     で、市政資料館のギャラリーから来るととても展示室が暗い。どうも暗いほうが作品に配慮していて、高級感があるようです。展覧会によっては何ルクス以下で展示することというのが貸し出し条件になったりするそうです。でもピカソ自身はこの明るさでの展示をどう思うのか気になりました。ピカソが十代で足繁く通って模写したというプラド美術館は行ったことがあるのですが、模写できるくらいでこんなに暗くなかった。たしかに模写している人がたくさんいました。

     今は基本的にLED照明で、紫外線は100%カットできるので、暗い展示というのはちょっとスノビズムの感じがしないでもない。キュビズムというのはスペインの強い日差しの元、くっきりと出る陰影と無関係ではないはず。

     で半券で収蔵品展に再入場したのですが、こちらは絵によってはもっと明るい展示がされていました。展示はいろいろ入れ替えられていますが、見慣れた作品も多い。

     ここのところ下の貸館ギャラリーばかり来ているので、内装でもけっこうしっかり格差がつけられているのを感じます。

     今現代美術界は混迷の時代になっている気がします。卒展やアーツチャレンジの若手作家がピカソのように化けるチャンスはあるのか。

     降り出しそうな天候の中自転車で大急ぎで帰ったわけですが、そのあと日曜美術館の五荘田義松(ごせだよしまつ)の特集が興味深かった。ピカソになり損ねた日本の早熟の天才で、再評価が進んでいるそうです。

     
    | アート | 23:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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