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NIMRA緑陰講座でECO35に行きました。
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     昨日はNIMRAの緑陰講座。通常近場の一泊旅行ですが、今回は名古屋市内で講演と施設見学と懇親会です。行った場所はECO35といって金山と熱田の間のイオンの東側。自動車のマフラーを一手に引き受けている会社の施設ですが、近年環境運動に熱心に取り組んでいます。




     これが正面玄関。ECO35はエコサンゴでイーシーオー サーティーファイブではありません。 元は三人兄弟と両親あわせて五人で始めた会社ということで三五なのだそうです。

     でシャトルバスで行ったイオンでおにぎりを買って講演五分前に到着、なんとか間に合いました。講演は香坂玲さんと言われる金沢大学の準教授で、もともと名古屋市立大の先生をして見えた関係で名古屋で開かれたCOP10、生物多様性の国際会議の仕掛人の一人です。

     そもそも生物多様性というのは気候変動などに比べてわかりにくいというお話から始まりました。環境保全だけでなく、生物資源保護と利用という観点から途上国と先進国のつなひきの対象になってしまっているようです。COP10の成果は名古屋議定書ができたことで、これはそのあと韓国で開かれたCOP12で正式に発効したのですが、肝心の日本は批准に二の足を踏んでいるということです。

     世界の微生物は存在する種の数パーセントしか発見されていないといわれて、医薬品メーカーなどで使うため微生物ハンターといわれる人たちが有用な微生物を探して飛び回っていて、数万分の位置の確率でお宝が見つかると、新薬の特許などができるのだそうですが、その微生物資源の提供国には全く見返りがない。ということで、懸案だったその見返りの仕組みを作ったのが名古屋議定書なんですが、先進国はみんな批准に二の足を踏んでいて、ようやくEUが参加したところで、次の国際会議で日本が参加するためには関連する法整備とかもう待ったなしになっているということです。

     途上国の加盟は進んでいるのですが、まだいろいろと温度差がありまだら模様とのこと。




    この場所が創業地ですが、各工場には伏見稲荷を祭っているということで、商売繁盛。






     工場は長年の機械洗浄のため土壌汚染が進んでいたということで、一度解体して浄化する必要があったとのこと。




    浄化した土地に企業の環境理念を示す、生物多様性を表す田圃と里山を復元したとのこと。
    森は地元の小学生が植えた30cmの苗木が、10年もたたないのにここまで育ったとのこと。田圃にはめだかもたくさんいるそうです。




    植樹は早稲田大学の宮脇先生のご指導で熱田神宮の植生を調査して樹種を選定したとのこと。
    悪名高い珊瑚樹などはありませんでした。





     マフラーミュージアムを見学。車の進化にともなってマフラーも進化。加工技術も進化してきたのがわかります。


     そのあと金山で講師と参加者で懇親会。名古屋議定書の仕組みができて、途上国にお金が落ちると開発を促進して、また環境が破壊されないかと聞いてみたのですが、心配しなくてもそんなたいしたお金は落ちないのだそうです。

     縦割り行政の弊害といった話で盛り上がりました。

     
    | 環境問題 | 08:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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