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やさしいベーシックインカム、富は誰のものか
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     今日は朝目を覚まして重大なミスをやったことに気がつきました。昨日のハーバード白熱教室の続きの再放送が二日の深夜に行われるということは知っていたわけですが、それはつまり今日の夜が明ける前だったということに気がついたわけですが、こうなるとNHKオンデマンドで見るしかありません。今日の夕方の本放送は生殖ビジネスをとりあげて何でもビジネスにしてしまうリバタリアン批判をやっていました。

     昨日の富はだれのものかのところで肝心のリバタリアン批判の部分を書いてなかったわけですが、リバタリアニズムでは課税は個人の財産権を不当に侵害しているというものでした。

     これに対する主な反論は、収入は決して一人で稼いでいるわけではないということです。安定した社会が前提としてあってこそ収入が得られるわけで、その社会を維持するための費用は収入に応じて負担しないといけない。また個人は個人のものであるという前提も間違っている。ひとりの個人が成立するためには家族からの愛情や教育をはじめとする社会システムがあってこそなので、収入はすべて自分が稼いだものだから自分に属するという論法は成り立たない。といったものでした。だいぶあたけの主張に沿ってのアレンジがされているかもしれません。

     前に読んだこの本はベーシックインカムの思想的歴史的背景について多くのページを割いていましたが、土地や過去の遺産はだれのものかと言う章でサンデル教授もとりあげた、ジョンスチュアートミルを引用しています。
    ベーシック・インカム入門 (光文社新書)
    ベーシック・インカム入門 (光文社新書)
    山森亮

     実は先日来の東京出張と榊原温泉に行った際の近鉄車内でこれを読了しました。

    やさしいベーシック・インカム
    やさしいベーシック・インカム
    新田 ヒカル,星 飛雄馬

     この本は思想史的な背景などは極力省いて、ベーシックインカムの効用と、いかに実現していくか、財源論に踏み込んでいます。こっちのほうがすらすら読めます。

     すべての人に生活できるだけの定額給付金を配るというベーシックインカムは社会主義的と思われがちですが、逆に真の競争社会がスタートすると言います。

     つまりすべての人が生活が国家から保障されるということは、最低賃金制や終身雇用制といった従業員の生活保障から企業が解放されるというわけです。企業は気楽に従業員の首を切れる。

     従業員の方もこの仕事は向いてないなとか、この会社はあわないと思ったら、どんどんやめて他の会社や好きな道を探せる。労働力が流動化し、もはや正規雇用も非正規雇用もなくなるというわけです。

     あと将来の不安から解放されるので、みんな貯金をする必要がなくなり、消費が増え景気がよくなる。消費が増えすぎて環境によくないと思ったら、消費税を増やしてベーシックインカムの財源に充てればよい。

     今日いろいろ政治討論番組を見ていて、もっとベーシックインカムに関する情報を広めないといけないと思いました。このまま行くと、日本はギリシャのような破綻国家になります。そんなに時間はないかもしれません。

     一応NHK杯やら、楽器の練習やら、一輪車の練習など休日メニューもこなしました。実は修理から戻ったゲートウエイのノートを再セットアップしたのですが、それについては又詳しく。
    | ルールについて考える | 19:48 | comments(1) | trackbacks(1) | pookmark |
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    | - | 2015/01/23 11:57 AM |
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    「やさしいベーシック・インカム」発売
    日本で一番わかりやすく書かれたベーシック・インカム本です。 ベーシック・インカム研究所としての、初の刊行物となります。 第一章は、私が担当し、ベーシック・インカムの概要を解説しています。 第二章は、BI研の星研究員が、財源や実現のプロセスについて詳細
    | ベーシック・インカム研究所 | 2010/05/03 5:51 AM |